福岡市は12月11日より、市内3カ所のミュージアムで共同企画展「冬のおとなミュージアム」を開催している。
「各ミュージアムの個性的なコレクションを生かして、特別展以外での来館者数を伸ばしたい」(担当者)と企画したもので、福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園)、福岡アジア美術館(博多区下川端町)、福岡市博物館(早良区百道浜)の3館が連携する。
「この季節はクリスマスやバレンタインなど『愛』を連想させるイベントが多い」ことから初の開催となる今回のテーマは「LOVE/愛」。福岡市美術館では「いにしえの恋バナ」と題し、恋にちなんだ和歌や古美術作品を展示するなど、各館のコレクションの中から同テーマにちなんだ作品を展示する。
来年2月7日には、3館をバスで巡る「『愛』の3館バスツアー」を開催。学芸員によるギャラリートークやスイーツを楽しむ企画などを盛り込む。参加費は2,000円(高大生1,850円)。
「頻繁に訪れていただくきっかけになれば」と担当者。「3館3様の愛のカタチを楽しんでほしい」とも。
開催期間は、福岡アジア美術館=12月11日~来年2月24日、福岡市博物館=12月16日~来年2月15日、福岡市美術館=来年2月3日~4月12日。入館料は、各館とも一般=200円、高大生=150円、中学生以下無料。リーフレット持参で2館目、3館目の割引も行う。