福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1)で4月28日より、「アンコール・ワットへのみち 神々の彫像」が開催される。
9~15世紀にかけ、現在のカンボジア領域を中心に勢力を誇り、ヒンズー教や仏教の石造美術を残したアンコール王朝。同展では、8世紀以前のプレ・アンコール時代からアンコール王朝成立以降の丸彫り像群をはじめ、11~13世紀に現在のミャンマー領域にあったパガン王朝、6~11世紀ごろにかけて現在のタイ領域に栄えた仏教大国ドヴァーラヴァティー国の石造美術など計116件を展示する。
5月16日には、東南アジア美術研究家・島津法樹さんによる記念講演会なども予定。
開館時間は9時30分~17時30分。月曜休館(5月4日は開館、5月7日は休館)。料金は、一般=1,300円(前売り1,100円)、大学・高校生=800円(同600円)、小・中学生=500円(同300円)。6月14日まで。