「福岡ゲーム産業振興機構」設立-官・民・九大がタッグ

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福岡を中心としたゲーム制作企業8社の任意団体であるGFFは5月24日、九州大学と福岡市と協力して福岡ゲーム産業振興機構を設立した。福岡は、特にゲーム産業分野で成長著しいゲーム制作企業が複数立地しているほか、2005年4月にはGFFと九州大学間で連携協定が結ばれ、GFFの研究開発と九州大学の教育研究の活性化を目指して共同研究などが進められている。同機構設立は、これらの動きをさらに進展させ、福岡をゲーム産業の拠点とすることが目的。事業内容は、優秀なクリエイターやプロデューサーなどの人材を育成・獲得を支援する人材育成事業、海外も含め優れた技術を持つ企業や資金力のある企業などと橋渡しをすすめる市場開拓事業、ゲーム制作の拠点「ふくおか」を全国にアピールし、企業の集積や人材集積を図る広報事業など。2006年度は、福岡のゲーム産業を担う優れた人材の育成・獲得支援に重点を置くという。委員長を務めるレベルファイブ(大名2)の日野社長は、「福岡は優秀な人材が地元に留まらず東京に行ってしまうことが多い。それは、地元企業の私たちにとってマイナス。同機構の設立で、福岡でも大きなことが出来るということを主張して優秀な人材を協力者にすることが大切」と話す。GFFは、「GAME FACTORY FUKUOKA」の略称で、2003年に福岡で開催されたイベントを契機に結成された友好団体で、「ドラゴンクエストVIII」などを手掛けたレベルファイブ、「NARUTO-ナルティメットヒーロー」シリーズを手掛けたサイバーコネクトツー(博多区)、ガンバリオン(清川2)、システムソフト・アルファー(東京都)、エレメンツ(大名2)、アルファ・システム(熊本)、算法研究所(赤坂1)、ペガサスジャパン(南区)で構成されている。

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