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映画「母と暮せば」、山田洋次監督と主演・吉永小百合さんが来福

山田洋次監督(左)と吉永小百合さん

山田洋次監督(左)と吉永小百合さん

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 映画「母と暮せば」の公開を前に12月8日、山田洋次監督と主演の吉永小百合さんが福岡市内で会見を開いた。

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 助産婦として暮らす伸子のもとに現れた3年前に原爆で亡くした息子・浩二。楽しかったころの思い出や息子の恋人の話をして過ごす親子を描くファンタジー。母・伸子を吉永さん、息子・浩二を二宮和也さんが演じる。「母と暮せば」とのタイトルで長崎を舞台にした作品を作りたいという、作家・井上ひさしさんの思いを受け継ぎ、山田監督が映画化した。

 「原爆で大勢若者が亡くなった。また同じだけ、悲しい思いをした母・妻らがいる。そんな思いを込めてどうしても作りたかった作品」と山田監督。吉永さんは二宮さんとの共演について「顔が似ていると言われたり、初対面の時から親子の感覚があった」と振り返る。「役作りをしなくても、二宮さんが親子の雰囲気をつくってくれるので楽しく『親子』を演じることができた」という。

 今月12日から、TOHOシネマズ天神や中洲大洋などで公開。

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