福岡市動物園のサル、今年は「ゆず湯」を満喫 飼育員の作戦が奏功

「ゆず湯」を満喫する福岡市動物園のサル

「ゆず湯」を満喫する福岡市動物園のサル

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 福岡市動物園(福岡市中央区南公園)は冬至の日の12月22日、サルにゆず湯を楽しんでもらおうとサル山にゆず湯を設置した。

湯につかり、じっくりユズを味わう姿も

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 冬至の日にちなみ、2013年から行ってきたゆず湯企画だが、2年連続でサルたちが湯気の立つゆず湯に警戒し、湯につかる姿は見られず失敗に終わっていた。3度目の正直となった今回は、「湯につかる習慣がないサルたちに湯に慣れさせよう」と飼育員らは11月中旬からサル山に湯を張り、徐々に慣れさせる工夫をしてきたという。

 「冬至の日」企画の本番となったこの日、岩場に張った約40℃の湯にはユズ3キロを浮かべたほか、青米や小麦も合わせて投入。初めはユズを食べることに必死ながらも、底に沈んだ麦を食べようと数匹が湯につかり始め、見事飼育員の作戦が奏功。集まった報道陣や来園客らに「ゆず湯」を楽しむ姿を披露した。

 12月23日、27日(各日11時~)にもゆず湯を行う予定。開園時間は9時~17時。

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