キリンビールマーケティング福岡支社(福岡市中央区天神2)は1月20日、新商品の宣伝などに地域の声を取り入れようと消費者を交えたワークショップを開いた。
参加したのは、県職員や生産者、地元のメディア関係者など12人。福岡県民の特徴や土地の魅力などについて意見を出してもらい、今年5月に発売予定の福岡県産大麦を使った地元発商品の第3弾「一番搾り 福岡づくり 福岡工場限定醸造」の商品展開につなげようという同社初の試みだ。
ディスカッションでは福岡の特徴として「ワイワイガヤガヤするのが好き」「祭り好き」「グルメな街」などのワードが飛び出し、「福岡県ならではのビール体験」をテーマに、コンセプトや場所、演出などについての意見交換が活発に行われた。
同社は集まった意見を踏まえ、春から夏にかけて展開するイベントなどを企画していくという。同社担当者は「貴重な意見を基に福岡らしい『ビール体験』を形にできるよう検討していきたい」と話す。