イムズ(福岡市中央区天神1)地下2階で2月2日、「京都『永楽屋400年』 14世・細辻伊兵衛てぬぐいアート展」が始まった。
「永楽屋(えいらくや)」は、江戸初期の1615(元和元)年に京都で創業した綿布商。14世・細辻伊兵衛(ほそつじいへえ)さんは、卓球選手やアパレル業界などを経て、1991年に婿養子となり永楽屋へ入社し、1999年に14世・細辻伊兵衛を襲名。明治初期から昭和初期のデザインを復刻した手ぬぐいを商品展開したほか、アーティストとのコラボレーションなど「世界へ通じるモノづくり」をテーマに作品を手掛ける。
九州初開催となる同展では、同館地下2階から5階までの高さに長尺の手ぬぐいを展示。約12メートルの長さの中に108の「ゆるキャラだるま」を描いた作品「煩悩だるま」やバレンタインにちなみ、同展の為に大小の「ハート紋」をデザインした作品「ラブリ紋」など約60点の作品を展示している。「すべて京都で手染めで仕上げた作品。楽しんでいただければ」と細辻さん。
今月6日には、14世・細辻伊兵衛さんによるトークショーも予定する。
営業時間は10時~20時。入場無料。2月15日まで。