福岡三越(福岡市中央区天神2)地下2階で2月16日から、老舗和菓子屋の「若旦那」によって結成された「本和菓衆(ほんわかしゅう)」の和菓子販売会が開かれる。
「本和菓衆」は、岐阜県大垣の「田中屋せんべい総本家」の6代目・田中裕介さんが発起人となり、2013年に結成。京都や三重、岐阜などの老舗の和菓子店約10店舗が参加し、伝統菓子を受け継ぎながら新作の菓子を手掛け、販売会などの活動を展開している。
今回は、水の都と呼ばれる岐阜県・大垣にちなみ、伝統的な和菓子「干錦玉(ほしきんぎょく)」を薄く仕上げ、水滴をイメージして作った「水のいろ」(岐阜県・槌谷、10枚1,080円)や三角に畳んだせんべいの中に縁起物を入れた「福引せんべい」(三重県・平治煎餅本店、4個778円)など、10店舗約23種の菓子を用意する。
若旦那衆も和装で店頭販売するという。営業時間は10時~20時。今月22日まで。