11月に福岡市内で開かれる「三遊亭円楽プロデュース 博多・天神落語まつり」に先駆けて7月18日、三遊亭円楽さんら出演者が公開会見を開いた。
10回目の開催となる今年は会期を1日延ばして4日間に拡大。FFGホール(福岡市中央区天神2)、イムズホール(天神1)、キャナルシティ劇場(博多区住吉1)、JR九州ホール(博多駅中央街)の4会場のほか、鹿児島・宝山ホール(鹿児島市)を加え、4日間で33公演を行う。
福岡市民会館(天神5)で開かれた「秋まで待てない落語会」の公演前に行われた公開会見には、プロデューサーの円楽さん、瀧川鯉昇さん、柳亭市馬さん、笑福亭鶴瓶さん、立川生志さんの5人が出席した。
「東西、協会の垣根を越えて集まることができる会はここだけ。少しでも喜んでいただければ」と市馬さん。鶴瓶さんは「福岡の街は食べ物もおいしいし、ずっと続けてほしい」と円楽さんに呼びかけるも「一時ね、ちょっとだめになるかなって一瞬思ったんですけど」と円楽さんの不倫騒動をチクリ。集まった観客の笑いを誘った。
円楽さんは「この期間は60数名のはなし家が福岡に来る。地元に残っているのは必要のないはなし家。東京で残っているのは(林家)三平くらいなもんで…」と会場を沸かし、来場を呼び掛けた。
公演日は11月3日~6日。入場料は各5,400円(全席指定)。