リオデジャネイロ・パラリンピックの女子マラソンに日本代表として出場する福岡県在住の道下美里さんが7月27日、高島宗一郎福岡市長を表敬訪問した。
道下さんは、2014年の防府読売マラソンで日本記録を更新する2時間59分21秒で優勝、2015年にはIPCマラソン世界選手権でT12(弱視)クラスで銅メダルを獲得するなど、リオでのメダルが期待されている。同大会から正式種目になる視覚障がい者女子マラソンで、初代女王を目指す。
道下さんから「パラリンピック出場は10年越しの夢。勝負にこだわり、必ずメダルを取ってきます」と報告を受けた高島市長は「道下さんは笑顔が魅力。ゴールの後もその笑顔を見せてほしい。福岡から応援しています」とエールを送った。
道下さんは11月に行われる「福岡マラソン2016」にゲストランナーとして参加することが決まっている。「やることはやった。諦めずに走り切り、メダルを必ず取って福岡マラソンに華を添えたい」と意気込みを見せる。