6月11日より、アーティストの日比野克彦さんがプロデュースする「明後日朝顔キャラバン」が天神を中心とした各所で実施されている。
日比野さんは昨年、新潟県松代町莇平から水戸美術館(茨城県)へ朝顔の苗を運ぶ移植プロジェクトを敢行、今回九州国立博物館で開催される「アジア代表日本」の総合企画演出を手掛けることから、福岡市内でも同様の企画が行われることになった。
朝顔は現在、福岡市庁舎4階西側ベランダに250株、キャナルシティに200株、イムズに50株が、それぞれ植えられており、24日からは大名地区の紺屋町商店街でも植栽が実施される予定。同プロジェクトの広報担当者は「朝顔を用いて街の壁面を緑化することで、冷房負荷の軽減や見る人に緑によるやすらぎ感を与えるなど、環境問題改善を図る効果がある。(朝顔は)まだ成長途中。これからどんどん成長して緑のカーテンができるのをみんなで楽しみにしてほしい」と話している。