フランスパンの伝道師の店がリニューアル、イートイン新設

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 力の源カンパニー(中央区薬院1)は7月15日、5月いっぱいで休業したベーカリーショップ「DAMES de FRANCE(ダム・ド・フランス)薬院本店」(中央区薬院1-12-8、TEL 092-712-3100)をリニューアルオープンした。

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 同店の創業者であるウイヨー・アンドレさんは1970年7月15日、「日本にもフランパンを広めよう」と師匠のレイモン・カル・ヴェルさんと共に初めて訪日。当時、日本ではフランスパンを食べたことがある人は珍しかったという。彼らは、福岡を皮切りに大阪、四国、千葉、北海道へも北上しパンの紹介や指導を行なったという。その後、アンドレさんは一時フランスへ帰国するが再来日し、1982年7月15日に同店をオープンした。今回のリニューアルオープンを7月15日にしたのは、「本場のおいしいフランスパンを日本の人たちに食べてもらいたい」という意思を持って来日した日を忘れないためだという。

 売り場面積=16.79坪の店内は、暖かみのある木目を基調に、フランス・パリの街角にあるブーランジェリーを演出しているほか、新たに座席数=8席のイートインスペースを設けた。店名はフランス語で「フランスの貴婦人」を意味するという。

 商品は、アンドレさんの技術とフランスやヨーロッパ各地から取り寄せた食材で本格的なフランスパン。原料はさらに品質を追及し、小麦粉はフランス産と国産をオリジナルブレンドしたものを使用しているほか、フランス料理の有名シェフからも好評の海塩「ゲランドの塩」を使用している。パンは以前よりも品数を増やし、常に焼きたてを提供するように心がけているという。

 客単価は800円で、年商1億を目指す。営業時間は8時~21時。

DAMES de FRANCE(ダム・ド・フランス)

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