プライマリー(中央区赤坂2)は9月上旬より、ビームス(本社=東京都)の全国の店舗で、メンズTシャツの新商品を販売する。デザインは3種類で、商品数は約700点を予定している。
同社は新会社法施行後の今年7月、グラフィックデザイナー、アパレルメーカー経営、レコード店経営、アパレル企業社員などの経歴を持つ4人が設立した合同会社。60~70年代のカウンターカルチャーをブランドテーマに掲げ、Tシャツを中心としたアパレル商材の開発・生産を行なっている。
同社の久保さんは、「現在、大名や今泉では東京など外からのアパレル企業が多く、音楽や建築、アートなどの分野で才能を持つ人は東京へ行ってしまう。新しい事に挑戦する人やクリエーターが活躍する場は東京だけではない。アジアに最も近い福岡をもっと盛り上げ、福岡から人や資本の流出を防ぎたい」と話している。
同社では、来春にもジーンズやレディスTシャツの新商品の全国発売も予定しているという。