コンテンツの企画・プロデュースなどを手掛ける眺(ティアオ)(福岡市中央区桜坂)と、WEBデザインと雑貨デザインなどを手掛ける「Studio Katati(スタジオ・カタチ)」(中央区薬院)は10月1日、福岡の地域型SNSサービス「tantan(たんたん)」を開始した。
同サービスは、福岡を中核とした九州・西日本エリアの地域ネットワークとして、「SNS内で完結しない地域性を生かしたオフラインへのコミュニケーションツール」をコンセプトに、ユーザーとクリエーターでの連動企画などを充実させることを目的にしたもの。10日間での会員登録数は約300人でクリエーターの登録者が多いのが特徴。今後は年内に3千人、来春に1万人、1年後には3万人の登録者数を目指す。
機能は日本最多の会員数を誇る「mixi」同様、会員ユーザーが書いた日記にコメントを入れ、コミュニティーを設けて仲間を募るなどの機能を設け、「軽快で安定したアクセスを第一に考え」(同社)新機能の追加などの計画はないという。現在はオープン制による新規登録を受け付けているが、今後は完全招待制に移行していく。
同サイトの利用について眺(ティアオ)の野知潤一さんは「tantanという白いカンバスに自由に絵を描いて、ラブ&ハッピーな友だちの輪を広げてほしい」と話している。