東京建物(本社=東京都)は11月10日、ダイエーが所有する「グルメシティ渕上店跡地」(福岡市博多区祇園町)にオフィス主体の複合施設の開発を行なうと発表した。土地面積は2,839.89平方メートルで、詳細は未定。
同社はこれまで、福岡地区でマンション開発事業や複合商業施設「VIORO(ヴィオロ)」の開発事業を手がけたほか、アセッマネジマントやプロパティマネジメント事業を展開しているが、オフィス主体の開発事業は今回が初めてとなる。
「福岡のビジネスエリアは経済の回復を反映しオフィスの需給が増える中、ファンドやREITによる積極的な不動産投資にも支えられ、今後とも新規大型ビルのマーケットは堅調に推移すると思う」(同社)。
同プロジェクトは不動産の証券化を活用して事業を推進していく。