福岡市美術館（福岡市中央区大濠公園）1階アプローチ広場で10月12日・13日、「美術館の秋祭り」が開催される。

　同館が毎年さまざまなイベントを催す「ミュージアムイベント」の一環。普段美術館に来ることが少ない人や来たことがない人に足を運んでもらいたいと初めて企画した。芸術の秋と食欲の秋を楽しんでもらおうと、会場ではワークショップブースと飲食ブースを用意する。

　ワークショップブースでは、絵を描いて組み立てて作る「オリジナルランタン作り」（1,000円）や、体温で変形するキャンドルを使う「オリジナルキャンドル作り」（700円）を行うほか、サンタクロースやトナカイのパーツを組み合わせて作るクリスマスリースのキット（500円）を販売する。

　飲食ブースは3ブースとキッチンカー1台が出店し、「ハッシュドビーフ＆スパイスカレー」やコーヒー、プリン、焼き菓子、かき氷、綿菓子、ポップコーン、たこ焼きなどを販売。駄菓子販売やスーパーボールすくいのコーナーも用意する。

　福岡市美術館広報運営グループの早渕亮平さんは「大濠公園沿いの入りやすい会場で、お子さまにも楽しんでもらえるコーナーを準備している。普段はあまり当館に来ない方、当館に来たことがない方も来館いただければ」と話す。

　開催時間は11時～17時。入場無料。雨天決行、荒天中止。