ホテルニューオータニ博多(福岡市中央区渡辺通1)地下1階のレストラン「カステリアンルーム」(TEL 092-715-2006)で2月8日・9日、フランス料理店「トゥールダルジャン東京」の開業40周年を記念した特別メニューを提供するフェアが開催される。
トゥールダルジャンは仏パリに本店があり、約400年の歴史を持つグランメゾン。「トゥールダルジャン東京」は、トゥールダルジャンの世界で唯一の支店として1984(昭和59)年、ホテルニューオータニ(東京都千代田区)に開業20周年記念事業としてオープン。昨年、開業40周年を迎えた。同フェアは、開業40周年を記念し、「歴史と継承」をテーマに、M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)受章の「トゥールダルジャン東京」のエグゼクティブシェフ、ルノー・オージエさんが2日間限定の特別メニューを提供するフェアを九州で初めて開く。
ホテルニューオータニ博多広報担当の山蔭千晶さんは「当ホテルに『トゥールダルジャン東京』のスーシェフ、シェフパティシエを経験した総料理長やシェフパティシエが在籍しているので、開催に至った」と話す。
同フェアでは、フェア限定の特別コースを用意する。メインメニューは、ヨーロッパにスパイスを伝えたマルコ・ポーロにちなんで名付け、フェア限定でオニオンのキャラメリゼソースを加えた、トゥールダルジャンのスペシャリテ「幼鴨(カモ)のロースト マルコポーロ」。ランチは5品、ディナーは6品のコースをワインペアリング付きで予定する。
山蔭さんは「『トゥールダルジャン東京』の40周年という記念すべきタイミングで九州初のフェアを開催することができて大変うれしい。M.O.F.受章シェフの料理が、パリや東京に行かなくても召し上がっていただける貴重な機会。ぜひ味わってもらえれば」と話す。
料金は、ランチ=5万円(ワインペアリング付き、アペリティフ1杯付きは3万5,000円)、ディナー=10万円(同、同4万8,000円)。開始時間は、ランチ=12時~、ディナー=18時~(2月9日は17時30分~)、最終入店はいずれも1時間後。要事前予約、予約は電話とウェブサイトで受け付ける。