パリ発のチョコレートの祭典「サロン・デュ・ショコラ2025」が現在、岩田屋本店(福岡市中央区天神2)本館7階の大催事場で開催されている。
「サロン・デュ・ショコラ」は1995(平成7)年に仏パリで始まった、世界中から一流ショコラティエやブランドのチョコレートが集まるチョコレートの祭典。日本では、2003(平成15)年1月に伊勢丹新宿店で初開催され、現在は、伊勢丹新宿店を含む三越伊勢丹グループ6店で開催されている。岩田屋本店では今回で17回目、九州地区での開催は同店のみとなる。
今年のテーマは「Moment/Infinity 一瞬と、無限と、ショコラと。」。「時間が生み出すショコラの豊かなおいしさや力を感じてほしい」という思いを込める。会場では、世界12カ国から初出店16ブランド、イートイン9ブランドを含めた約80ブランドが出店する。
今年は会期を、1月22日~27日(パート1)、1月28日~2月4日(パート2)、2月5日~14日(パート3)の3期に分けて開催する。パート1は、チョコレート好きをターゲットに、ショコラティエにスポットを当てたラインアップにし、パート2は、イートインのラインアップに力を入れ、スイーツ好きをターゲットにしたという。パート3では、パート1・2の来場客が再度来店しても楽しめるようなラインアップを意識したという。岩田屋本店・福岡三越の営業本部・食品・レストラン営業部和洋菓子担当の石松瑞樹さんは「全パートを通して、スイーツの良さ、わくわく感を感じてほしい」と話す。
ラインアップは「メゾン・カカオ」(日本)の「アロマ生チョコレート MAISON(マスカット)」(16個入り、3,456円)、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」(フランス)の4タイプのチョコレートを楽しめる「アソルティモン・グルマン 4種」(3,240円)、岩田屋初出店となる「ヤスシ ササキ」(ベルギー)のアールグレイ、スペキュロス、カフェ、パッションフルーツの4種類のガナッシュを詰め合わせた「ガナッシュカルテット」(4個入り、2,160円)、同じく初出店の「ルクス・アルクス」(ベルギー)の「トリュフアソート」(12個入り、1,674円)など。このほか、ショコラを使ったサブレやケーキなどの焼き菓子もそろえる。
イートインメニューは「ピエールマルコリーニ」(ベルギー)の「ソフトクリーム エキゾチック」(935円)、「BABBI」(イタリア)のワッフル(2個入り、880円)など。パート2の会期中は、2日ごとに店舗が入れ替わり、リレー形式でイートインメニューを提供する「イートインリレー」も開催。ラインアップは「パティスリー ジョルジュマルソー」(日本)のイベント限定パフェ「アフロディーテ」(2,801円、1月28日・29日)、「ガスタ」(スペイン)の「チョコレートバスクチーズケーキ」(1,001円、1月30日・31日)、「ブルガリ イル・チョコラート」(日本)のホットチョコレートドリンク「チョコラータ・セルタ」(1,001円、2月3日・4日)など。
石松さんは「各ブランドがチョコレートの魅力を伝える工夫をしている。チョコレートが一堂に集まる機会はなかなかないので、気軽に来てもらいたい。サロン・デュ・ショコラの世界観を楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は10時~20時。パート1・2の最終日は18時終了、パート3の最終日は17時終了。1月28日は終日、エムアイカード プラス会員と三越伊勢丹アプリ会員のみ入場可。2月14日まで。