見る・遊ぶ

福岡市美術館で「新収蔵品展」 絵画や写真、紙本墨書など25点展示

福岡市美術館「新収蔵品展」会場

福岡市美術館「新収蔵品展」会場

  • 0

  •  

 福岡市美術館(福岡市大濠公園)2階 近現代美術室Aで現在、コレクション展「新収蔵品展」が開催されている。

「新収蔵品展」会場

[広告]

 同館は、重要文化財を含む茶道具や仏教美術、九州出身の近代洋画家、20世紀の作家の作品、現代美術作品など約1万6000点の作品を収集・保存している。新収蔵品展は新たに収蔵した作品を市民にお披露目する機会として、毎年開催している。同展では2024年度に新たに収蔵した近現代美術作品と古美術作品計42点のうち、絵画・写真・資料・紙本墨書など25点を展示する。

 同館学芸員の忠さんは「大型絵画から小さな写真まで、さまざまなタイプの作品がコレクションに加わった。当館が主催した企画展や特別展で紹介した地元ゆかりの作家作品の収集が多く、当館のこれまでの活動も垣間見えるコレクションになった」と話す。

 展示作品は、福岡市出身の美術家KYNEさんの作品(制作年2024年)や、写真家・高橋渡さんの「DUET」「公設市場」(同1937年)、田中千智さんの絵画「きょう、世界のどこか」(同2011年)「意識の旅」(同2014年)、松永安左エ門さんの紙本墨書「花紅葉」(同1961年)など。

 忠さんは「新たなコレクションから、気になる一点を見つけてもらえたらうれしい」と話す。

 開館時間は9時30分~17時30分(入館は17時まで)。月曜休館(5月5日は開館、5月7日は休館)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース