
ワイングラスショップ「リーデル福岡店」が4月24日、大型複合ビル「ONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング)」(福岡市中央区天神1)4階にオープンした。
リーデルは、1756年に創業したオーストリアのワイングラスカンパニー。同店は「RSNJapan(リーデル・ジャパン)」(東京都港区)が経営する。日本には直営店15店舗を構え、福岡では博多阪急店と福岡岩田屋店を展開。16店舗目となる同店は、九州エリア初の旗艦店とし、「リーデルを通じ、人、地元企業、地元産業を結びつけ、交わい、盛り上げる」をコンセプトとした体験型店舗。店舗面積は103平方メートル。
「体験型情報発信ショップ」と位置づけ、店内には、九州初となるテイスティングカウンター10席を設ける。レイアウト変更により最大18席に増設することができ、酒とフードのペアリングイベントや九州のワインや日本酒、焼酎の生産者イベントも定期的に開催を予定する。ワインセラーを設置し、ワインのほか、九州産の日本酒や焼酎なども随時販売していく。
店内にはタッチパネル式の「グラスセレクター」も設置する。客が、画面をスライドしながらグラスを探すことができ、グラスは原寸大に近いサイズで表示されるという。
ワイングッズも取り扱う。グラスを持ち運ぶことができるレザーケース「ゴー・ウィズ・オー」(1万3,200円)、「リーデル・ボヤージュ」(1万8,700円)は、定番カラーのブラック、アイボリーに加え、オープン記念として同店限定カラーのマゼンダを販売する。
同社九州地区エリアマネジャー吉永きみよさんは「物を売るということだけではなく、九州で作っているものを皆さまに広げもっと愛していただくこと目指している。日本ワイン、九州ワイン、日本酒にこだわった企画や、触れて楽しんでもらえるような場所を提供していきたい」と話す。
営業時間は11時~20時(土曜・日曜・祝日は10時~)。