特別展示「PROFESSIONAL SPIRIT」が現在、「BOSS E・ZO FUKUOKA」（福岡市中央区地行浜2）4階、「王貞治ベースボールミュージアム」内の企画展示コーナーで開催されている。

両選手のグローブ

　同展示は、プロ野球球団「福岡ソフトバンクホークス」の内野手、今宮健太選手と川瀬晃選手をクローズアップした企画展。グローブやプロ入り前のエピソード、プロ入り前の野球用具など約20点を展示するほか、両選手の年表や独占インタビュー映像などを公開する。福岡ソフトバンクホークス広報室の山口紗耶佳さんは「両選手は大分県出身の師弟コンビ。かつて自主トレを共にし、現在はショートのポジションを競い合っている。ホークスの中でも特にハイレベルなポジション争いで、ファンからの注目度も高い。ホークスファンだけでなく野球ファンの皆さんにも見てもらいたいと企画した」と話す。川瀬選手にクローズアップした企画展は初めてだという。

　会場では、両選手の誕生からホークス入団までを、当時のエピソードや写真と共に振り返る年表や、両選手に守備に対するこだわりや意識についてインタビューした映像、本多雄一1軍内野守備走塁兼作戦コーチが両選手への思いを語ったパネル、両選手こだわりのグローブ、高校時代のユニホームなどを展示する。

　このほか、BOSS E・ZO FUKUOKA3階の「MLB cafe FUKUOKA」では、両選手とのコラボグルメ「今宮選手 山椒（さんしょう）香るフライドチキンバーガー」（1,800円）、「川瀬選手 かぼす香るチキンクリームパスタ」（1,500円）を期間中、提供する。両選手それぞれからコラボしたいグルメや食材についてアンケートを取り、地元大分の食材を取り入れ、メニューを開発したという。

　山口さんは「普段は見られないものも多数展示している。特にグローブは、それぞれ工夫している部分を間近で見ることができる貴重な展示。両選手の魅力が詰まった企画展になっているので、ホークスファンはもちろん、野球ファン、みずほPayPayドームに来場した方々にも立ち寄ってもらえれば」と話す。

　開催時間は11時～19時（土曜・日曜・祝日は10時～）。入場には、「王貞治ベースボールミュージアム」または「王貞治ベースボールミュージアム」内の「89パーク」のチケット購入が必要。料金は、王貞治ベースボールミュージアム＝16歳以上1,800円、7歳～15歳900円、89パーク＝同1,000円、同500円。いずれも6歳以下無料。6月22日まで。