天神で「ミステリー」をテーマに企画展-夏樹静子さんの原稿も

天神で「福岡ミステリー案内 赤煉瓦事件簿」開催

天神で「福岡ミステリー案内 赤煉瓦事件簿」開催

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 福岡市文学館(福岡市中央区天神1、TEL 092-722-4666)は12月1日から1月14日まで、企画展「福岡ミステリー案内 赤煉瓦事件簿」を開催する。

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 同文学館では毎年テーマを変えて企画展を行なっており、今年は「ミステリー」をテーマに、福岡に縁のあるミステリー作家や文学作品などを紹介するもの。

 内容は、福岡出身の夢野久作や、福岡に縁のある大下宇陀児や渡辺啓助、現在福岡を拠点に活動している夏樹静子さん、原尞さんなどの作品や原稿、舞台となった場所のパネルや、夏樹静子さんが推理作家賞を受賞した際のトロフィーなどを展示するもの。また、開催中には、「福岡のヒロイン像」「江戸時代の捕物帖」をテーマとした講演や、作品中に描かれているグルメや街などにスポットを当てて「福岡」を探るトークイベントなども開催。そのほか、関連イベントとして福岡市総合図書館で「映画で愉しむミステリー」を開催、1958年に製作された「点と線」など5作品を上映する。

 「赤煉瓦文化館」は1909年日本生命保険の九州支店として、ドームや小塔、赤煉瓦と白い花崗岩の外壁など19世紀末の英国様式を基に建設された。1969年に国の重要文化財に指定されたのを機に福岡市に譲渡され、歴史資料館として活用された後、1994年からは「赤煉瓦文化館」となり2002年に同館内に福岡市文学館を開設して、文学に関する様々な情報を収集・提供している。入場無料。展示時間は10時から19時まで(月曜休館、年末年始は除く)。

福岡市総合図書館

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