
福岡市内の公共施設や商業施設で現在、熱中症予防の取り組み「クールシェアふくおか 2025」が展開されている。
福岡市が実施する「クールシェアふくおか」は、気温が高くなる夏季に「涼み処(クールシェアスポット)」を市民に利用してもらい、外出時の熱中症予防と家庭などにおける省エネ促進を図る取り組み。今年の協力施設は市内860施設で、うち改正気候変動適応法に準ずる「クーリングシェルター」は301カ所。熱中症特別警戒アラートが発表された時は、クーリングシェルターに指定された施設を一般に開放する。
涼み処(クールシェアスポット)は、天神地下街、福岡三越、VIORO、ONE FUKUOKA BLDG.、キャナルシティ博多、マイング、KITTE博多、市内のセブン-イレブン全店など。涼み処(クールシェアスポット)かつクーリングシェルターは、福岡市役所1階市民ロビー、大丸福岡天神店、イオンショッパーズ福岡店、三井ショッピングパーク ららぽーと福岡、博多市民センターなど。対象施設では、クールシェアふくおかと記したステッカーやのぼりを掲出する。
福岡市環境局環境保全課の江頭勝課長は「どこの施設がクーリングシェルターかと意識せずとも使えるようになれば、皆さんにもっと安心して使ってもらえる。出かけた先でどこでも涼める、涼みながら買い物できる、安心して使ってもらえるようにしていけたら」と話す。
9月30日まで。