
アパレルブランド「グラニフ福岡天神」(福岡市中央区大名1)が7月26日にオープンした。運営は「グラニフ」(東京都渋谷区)。
グラニフは「遊び心で世界を彩る」をブランドミッションに掲げ、Tシャツや雑貨類などのファッションアイテム・グラフィックアイテムを展開する。現在、国内に74店舗、海外に1店舗を構える。同店は、2023年12月にオープンした「グラニフ東京」に次ぐ2店舗目の旗艦店。店舗面積は約160坪のワンフロアで、グラニフ最大面積の店となる。村田昭彦社長は「福岡はアジアとをつなぐゲートシティーというところもあり、福岡への出店は世界に向けて当ブランドを発信するきっかけになると考えていた」と話す。
デザインコンセプトは「graniph studio」。店内はショップインショップの形式で、カフェを含む9つのゾーンで構成する。内装は倉庫をイメージし、白を基調に鉄パイプを使った什器や、コンテナを使ったディスプレー什器などを取り入れる。商品はアパレルや雑貨など約1000種類を用意する。
店内では、グラニフで一番人気というキャラクター「ビューティフルシャドー」、レッサーパンダの威嚇ポーズをモチーフにしたキャラクター「IKAKU(イカク)」の商品をそろえた各インショップをはじめ、グラニフ各キャラクターのアパレルや雑貨、同店限定商品として、福岡の菓子「チロリアン」、せんべい「にわかせんぺい」とグラニフキャラクターがコラボしたTシャツ(各4,500円)やフラットポーチ(2,500円)、めんたいこをモチーフや色で取り入れたグラニフ3キャラクターのTシャツ(2色展開、各3,500円)なども用意する。
このほか、アニメや漫画などとコラボしたTシャツや、グラニフ各キャラクターのマグカップやモバイルストラップ、バッグ、時計、寝具などもそろえる。
「グラニフカフェ」では、福岡を拠点とするスペシャルティコーヒー専門店「REC COFFEE」のコーヒーと、「REC COFFEE」発のパティスリーブランド「セゾン・デ・レコルト」の同店限定スイーツを提供する。ドリンクメニューは、ブレンド、コールドブリュー(以上450円)、カフェラテ(550円)など。カフェラテのホットはラテアートを施して提供。全40種類のラテアートから好きなデザインを選ぶことができる。フードメニューは、「ビューティフルシャドー」をあしらった米粉のバスクチーズケーキ(550円)やカヌレ(350円)など。
村田社長は「グラニフの中で最大面積の店なので、たくさんの商品を用意している。インショップ形式でゾーンごとに印象を変えている。福岡限定の商品や、東京にはないカフェのスイーツも用意しているので、五感で体験して楽しんでもらえたら」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~21時。