
福岡市内の飲食店10店舗で現在、魚食普及フェア「HAKATA FISH PROJECT」の本年度第2弾となる「タイフェア」が開催されている。
「HAKATA FISH PROJECT」は、福岡市が魚食の普及を目的に実施している水産物フェア。福岡市で漁獲量の多い魚種を、旬の時期に市内の飲食店で提供する取り組みで、2024年に始まり今年で2年目となる。本年度は6月・7月の「イカフェア」に続いて、9月・10月に「タイフェア」、11月・12月に「ブリ・カキフェア」、来年2月・3月に「ヒラメフェア」を実施する。
タイフェアには10店舗が参加。参加店と提供メニューは、「うおざ」(中央区長浜3)の「タイの香草フライ」(500円)、「割烹(かっぽう)よし田」(天神1)の「鯛(たい)茶」(1,760円)、「今日も大漁! 天神 大晴海」(天神1)の「味自慢の鯛出汁(だし) おでん5種盛り」(803円)、「まつ永水産」(渡辺通4)の「鯛しゃぶ」(1,800円)、「九州の酒と肴(さかな) 博多 又」(博多区博多駅東2)の「天然真鯛のゴマ塩油」(1,859円)など。
福岡市農林水産局水産部水産振興課の冨田浩次課長は「魚食普及を目指し、福岡市でも捕れる魚を旬の時期に食べてほしい。市内で漁業を行っていることもアピールできたら」と話す。
10月31日まで。