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福岡にフレンチ「リュニック・ラボ」 九州産の食材使ったコースを提供

「L’Unique labo」の店内

「L’Unique labo」の店内

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 フレンチレストラン「L’Unique labo(リュニック・ラボ)」(福岡市中央区春吉3)がオープンして、10月14日で1カ月がたった。経営はワンファイブホテルズ(同)。

「L’Unique labo」の外観

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 福岡県糸島市生まれの濵野雅文さんがシェフを務めるフレンチレストラン。濵野さんは、フランスの複数のレストランで修業後、ブルゴーニュのレストランでオーナーシェフを務め、2018年から6年連続でミシュラン2つ星を獲得した。2023年に帰国し、今回、「L’Unique labo」のシェフを務める。

 同店は「HOTEL IL PALAZZO」のチャペル跡地にオープンし、6メートルを超える天井高の店内にカウンター8席を設ける。内装は、スイスを拠点に世界的に活動しているデザインチーム「atelier oi(アトリエ・オイ)」が手がける。店はフランス語で「唯一無二」の意味を持つ「L’Unique」と、研究室を指す「labo」を合わせた。

 食材は、糸島産や九州産を中心に使う。メニューは2カ月ごとに変わるコース「Menu L’Unique」(2万7,500円)1種類のみ。全11皿のコースは、アミューズ2品、前菜3品、メイン2品、デザート2品などで構成する。10月~11月に提供するメニューは、福岡産イチジク「とよみつひめ」のピューレとキャラメリゼを添え、黒トリュフで仕上げた温前菜の「エクラ・ドートンヌ」、五島列島産のクエにワタリガニを使ったソースなどを絡めた魚料理の「ブリーズ・ド・メール」、肉料理はフランス・ラカン産仔鳩のモモ肉のコンフィと胸肉のローストの「テロワール」など。料理とワインのペアリングとして、仏ブルゴーニュを中心に、安心院、菊鹿、都農など九州各地のワイナリーによる銘柄のみで構成する特別ペアリングも用意する。

 営業時間は、12時~、18時~。完全予約制。

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