福岡市内のアニメ・漫画関連企業、学校を集めたイベント「アニメフクオカ2025」が11月22日、アクロス福岡（福岡市中央区天神1）地下2階イベントホールで初開催される。主催は産学官で構成する「クリエイティブ・ラボ・フクオカ」。

　福岡市内のアニメや漫画企業の認知度向上、人材の育成と確保、子どもたちがアニメ業界を目指すきっかけづくりを目的に、アニメ産業の振興を目指し開催する同イベント。ステージイベントやワークショップ、合同企業説明会、原画展示会などを行う。参加企業は、「TriFスタジオ」「ジーアングル」「トリガー」「exsa」「グラフィニカ」「プロジェクトスタジオQ」「スタジオpablo」「トゥーンクラッカー」「A-1 Pictures」の9社。

　ステージイベントは、声優・置鮎龍太郎さんのトークショー（16時～）やアニメーターによるトークステージなどを行う。合同企業説明会では参加企業9社がブースを設け、アニメ漫画業界への就職を目指す学生や社会人向けに実施するほか、就職座談会も開く（要事前予約）。ワークショップでは、小学生～高校生向けにアニメーター体験やパラパラ漫画制作などを展開。原画展示会では、福岡市に制作スタジオを構える「スタジオ Pablo」「A-1 Pictures」などの作品を展示する。

　クリエイティブ・ラボ・フクオカを運営する福岡市経済観光文化局新産業振興部コンテンツ振興課長の紫垣和宏さんは「来場者が『アニメ・漫画業界って楽しそう』と感じてもらえるようなイベントになっているので、多くの学生やアニメファンに来場してもらい、業界に興味をもってもらえるとうれしい」と話す。

　開催時間は10時～19時30分。参加無料。