ホテルオークラ福岡(福岡市博多区下川端町3、TEL 092-262-1111)が6階のチャペルをリニューアルした。同ホテルが改装を行うのは1999年3月の開業以来初。
新しいチャペルは「シンプリシティ&エレガンス」をコンセプトに、白を基調とした内装で、前方のステンドグラスはヨーロッパやアメリカから輸入したガラスを用いた「四季を連想させる神秘的な和風のデザイン」(同社)となっており、全長12メートル、幅1.9メートルのバージンロードには白い大理石を使用。壁面に配置した88本のルーバーがパイプオルガンの音響効果を高めているほか、新郎新婦が祭壇に近づく姿を光で演出できるなどの工夫も凝らした。また、イタリアの「Viscont(ヴィカウント)」社製のパイプオルガンや、ハイビジョン対応のカメラも設置している。
同ホテルは2011年の九州新幹線全線開通に合わせて、2008年度より全267室の客室と宴会場を12億円かけてリニューアルする予定で、「昨年は509組の挙式があり、売り上げが堅調なブライダル部門から着手した」という。
新チャペルの発表会は1月21日と28日で、両日とも予約が必要。