炊き餃子店の池田商店は1月19日、「博多炊き餃子 池三郎」(福岡市中央区今泉1)をオープンした。
店舗面積は約26坪で、席数=40席(畳席=2卓、テーブル席=4卓、個室=1室)。テーブルやいす、カウンター、厨房などにも木材を使用し「どこから餃子が出てくるのかわからない、一見、小料理屋のような店」が特徴で、約2メートルの特注のネタケースには手作りの餃子が並ぶ。
「炊き餃子の元祖」と言われる池田商店の「炊き餃子」は、野菜だけで作ったネタに炭火焼の地鶏を挟み「伸びのある餃子の皮」で包んだものを、「スープで炊いたときに崩れないように」二つ折りにし、鶏をベースにしたスープで炊いているのが特徴。池田商店は2004年に「炊き餃子」専門店として開店。開店当時は30席だったが客が入りきれず1年後に60席に増床、大名に2店舗目「池田屋」もオープンしたが、「現在も予約が続き入りきれないことがあり立地が良い今泉の場所でのオープンを決めた」(同店)という。
メニューは、「炊き餃子」(600円)、「うにの焼きおにぎり」(300円)、「竹どうふ」(500円)、季節の魚を使った「きんきの煮付け」(1,800円)、鮑の味噌漬焼(1,400円)、くじらさえずり(1,000円)、丸腸ごぼう焼き(900円)などで、ドリンクはエビス生ビール(500円)、グラスワイン(500円)、焼酎は「もぐら」(500円)、「前田利右衛門」(500円)、「蔵の師鬼」(500円)、日本酒は土佐の「司牡丹」、庭のうぐいす(700円)など。
営業時間は18時~23時(ラストオーダー)。ターゲットは特に決めていないが、近隣の会社員や百貨店の従業員などの利用が多いという。