西日本鉄道は9月22日より、創立100周年記念事業の一環で福岡市内の観光スポットを周遊する「福岡シティループバス『ぐりーん』」の運行を開始する。
同バスは、近年見られる福岡市への国内外からの観光客の増加と、個人旅行などの旅行形態の多様化に対応し、福岡市内の観光スポットを巡る分かりやすい交通手段として企画された。
運行ルートは、博多駅交通センター発、キャナルシティ博多、櫛田神社、天神4丁目、福岡タワー、ヤフードーム、平和台鴻臚館、天神コアなど。商業施設の中心地から観光スポットまで観光客の利用度が高いエリアをカバーする。
デザインは、九州新幹線「つばめ」などを手がけた工業デザイナーの水戸岡鋭治さんが手掛けた。外装は「環境にも優しいイメージを」と緑色を基調とし、車内の床やつり革などには木材を使用するほか、波を打ったデザインの対面シートを設ける。
平日(16便・9時~16時30分)は30分、土曜・日曜・祝日(24便・9時~16時40分)は20分間隔で運行。料金は1回乗車=大人250円、子ども130円(現金のみ)。大人700円、子ども350円の1日フリー乗車券「ぐりーんパス」も天神バスセンターなどで販売予定。