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エリア特集2015-11-30

西中洲・水上公園に休養施設
新ランドマークが誕生へ

西中洲の水上公園に2016年7月、新たなランドマークが誕生する。11月19日、水上公園の整備・管理運営事業者に決まった西日本鉄道が水上公園に設ける休養施設の整備に着工した。

■福岡に新名所

水上公園は市営公園として、1924(大正13)年に裕仁親王(昭和天皇)のご成婚を祝し「記念公園」の名称で開園した。1983年に行われた再整備を機に「水上公園」と改称され、現在に至る。

今回の再整備は、福岡市が国家戦略特区となったことをきっかけに、市が手掛けるプロジェクト「天神ビッグバン」の主要事業として行うもので、市は今年2月から水上公園の整備・管理運営事業者の募集を開始。同7月、公園の敷地面積を減らさず、園内に設ける施設の屋根も有効活用することを提案した西日本鉄道が事業者に決まったと発表した。

敷地面積1236平方メートルの公園内に建設される休養施設は、地上2階建てで延べ床面積は約630平方メートル。「SAILING PARK~世界へ、市民とともに帆をあげて」をコンセプトに据え、船型のガラス張りのデザインに仕上げた。1階、2階には飲食店が出店し、開業は来年7月を予定する。

屋根上には自由に休憩できる階段ベンチを設け、フラダンスやヨガ教室の利用、市内で開かれている音楽イベント「中洲ジャズ」や「ミュージックシティ天神」のステージなど、イベントスペースとしての利用を見込んでいるという。園内には、勾玉(まがたま)型の約55メートルにも及ぶロングベンチも配置する。

CG ©shinsaku hidaka イラスト ©yonemura toshinori

 「建物ができると公園が小さくなると懸念されていたが、公園の広さが変わらないようこだわった」と同社・都市開発事業本部企画開発部・課長の花村武志さん。「鉄道の廃線を公園にした例など世界の事例を参考にした」という。

■世界一の朝食と地元の人気中華店

1階には、世界的に知名度のあるオーストラリア発のカジュアルダイニング「bills Fukuoka(ビルズ フクオカ)」、2階には博多区須崎町に店を構える福岡発の中華料理店「星期菜(サイケイツァイ)NOODLE&CHINOIS」が出店する。

bills Fukuoka(ビルズ フクオカ)

西日本初出店となる「ビルズ」は、「スクランブルエッグ」「リコッタパンケーキ」などを提供し、「世界一の朝食」と称され、人気を集めているビル・グレンジャーさんが手掛けるレストラン。1993年にオーストラリア・シドニー郊外のダーリングハーストに1号店をオープン。国内では、神奈川・七里ヶ浜の1号店をはじめ、横浜赤レンガ倉庫、東京・お台場、表参道、二子玉川に続く6店舗目となる。

延べ床面積は約70坪。店内、テラスに計116席を設ける。営業時間は830分~22時を予定。 ©Petrina Tinslay

○星期菜(セイケイツァイ)NOODLE&CHINOIS

香港屋台をテーマにした店舗が特徴で約10席程度の小規模な店舗ながらも、「ミシュランガイド福岡・佐賀2014特別版」に「コストパフォーマンスの高いおすすめの店」として紹介された同店。

同店では「リゾート感のあるモダンチャイニーズ」をコンセプトに、粥朝食や麺料理、香港式のアフターヌーンティー、ディナーなどを提供する予定。

延べ床面積は76坪。席数は64席。営業時間は8時~24時を予定。

■福岡を代表する景色に

「世界へ羽ばたく場所を目指すため、世界的にネームバリューのある『ビルズ』を誘致できたことは大きい」と花村さん。朝食メニューも目玉で、「朝ヨガなど、天神の『朝活』の場になることを期待したい」という。外国人観光客に向け、メニュー表など多言語表記にも対応する予定で「中国や韓国など外国人観光客にも楽しんでいただければ」。

「天神と博多の中間地点。積極的にさまざまな活動ができる場にし、福岡を代表する景色を作るとともに、街中を回遊するきっかけになれば」と期待を寄せる。

取材・文/編集部 秋吉真由美

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