、同業者の有志が集まって立ち上げるイベントが盛んであることから、「美や癒やしをテーマにしたイベントがあってもいいのでは」と市内のサロン経営者らが企画した。
た百貨店を辞めて脱サラし、2004年にサロンを開業。経営の知識も乏しい中、「勢いで出店してしまった」という張さん自身の経験や悩みから導いた経営のノウハウを、張さんいわく「井戸端会議」のスタイルで、同じ悩みを持つ同業の仲間に紹介している。
のは、『リピーター作り』について」と張さん。その延長で「まずリピーターに楽しんでもらうイベントを」をイベント企画が始まったという。そのため「癒しマンス」の目的は、「新規の客を取り込むことがメーンの考え方ではなく、リピーターを喜ばせるサービスとして開催すること」。パンフレットも、参加する店舗オーナーの人柄が見える構成を心がけ、それぞれの顧客が安心して他店に行けるように工夫。「友人を紹介する感覚で他店をすすめ合う。向上心を持っている店ばかりなので、気に入られることが多い」と結果的に新規の客の取り込みに成功しているという。
「アロマスクール&サロン スプリング・リーフ」(薬院3)、ネイルサロン「ジュメルネイル」(南区大橋1)など25店が参加。フットケアや前髪・眉のカット、メークレッスンのほか、婚活や自立などのカウンセリングを行う「ワイズフェアリー」(南区野間1)は恋愛カウンセリングの1,000円メニューを設けるなど、メニュー内容も多彩だ。

取材・文/編集部 秋吉真由美