今年で46回目となる福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」が今年も5月3日、4日に開催される。昭和22年に福岡商工会議所が中心となって、戦後初めてのどんたくが開催されたことから「祝うたァ!!復興どんたく60周年」が今年のテーマ。
「博多松ばやし」が起源と言われており、昭和37年に「福岡市民の祭り」として定着。2日間で200万人の観光客数を記録するなど、日本有数の祭りとなっている「博多どんたく」の今年のどんたく隊参加者数は3日356団体19,054人、4日260団体14,791人で両日合わせて616団体33,845人。市内31カ所に演舞台を設ける。
天神地下街では4月28日より、各店でどんたくに合わせた限定品の販売やセール、5月3日、4日には、美川憲一さんのものまねで有名なかねこあきらさんのライブなど、合計約60組のどんたく隊による唄や踊りを披露する「天神地下街どんたく演舞台」を設けるなどのイベント「どんたくウィーク」を5月4日まで開催している。
昨年、好評だったどんたく公式記念グッズ「木札ストラップ」がバージョンアップし、タイプは2種類を各500個限定で博多駅本舞台横の臨時案内所や、水上公園に設ける観光桟敷売店で今年も販売するほか、2日から4日にかけては、アンパンマンなどのテレビアニメのキャラクターや童話の電球や花で飾った「花自動車」6台が市内各所を回る。
ベイサイドプレイス博多ポートタワー前の港本舞台で3日10時より行なわれる式典で開幕、同日13時~19時、4日15時~20時は、呉服町から天神までの約1.3キロメートルの明治通りが「どんたく広場」となり、4日18時30分ごろからの総踊りで締めくくる。