昨年8月に実施された歌舞伎の舞台公演をスクリーンで上映する「シネマ歌舞伎」が好評に付き、7月7日より、福岡中洲大洋映画劇場(福岡市博多区中洲4)で第2弾の上映が決定した。九州では同館の独占上映。
「シネマ歌舞伎」は、歌舞伎の舞台公演をHD高性能カメラで撮影し、スクリーンで上映するという松竹(本社=東京都中央区)が開発した映像作品で、過去作品は野田秀樹さん作・演出の「野田版 鼠小僧」、野田さんと中村勘三郎さんが手がけた「野田版 研辰の討たれ(とぎたつのうたれ)」(同劇場未上映)などがある。
同劇場での第2弾作品は、坂東玉三郎さんの「鷺娘(さぎむすめ)」、坂東さん・尾上菊之助さんによる「日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)」の二本立てと、新作「京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめふたりどうじょうじ)」を上映する予定。
上映期間は7月20日まで。料金は1作品=1,000円(小学生以上)。2作品完全入れ替え制。