今年9月に開催される第15回アジア太平洋環境会議(エコアジア2007)を契機に「環境にやさしい行動を広げるために実施する」(福岡市)新事業の名称が公募によって決定した。
9月から11月に展開する「環境について正しく理解し、考え、行動する」キャンペーンの名称と福岡市の環境保全に貢献し、顕著な功労・功績が認められる個人・市民団体などを表彰する新たな表彰制度の名称を、4月1日から1カ月間募集していたもので、5月31日の選考委員会で決定した。
応募総数は189作品(キャンペーン名称=106作品、表彰制度名称=83作品)。キャンペーン名称は上野裕司さん(58歳・会社員)の作品「エコ・ウェイブ・ふくおか2007」に決定。「エコに対して関心を持ち、福岡から世界へ波を起こそう」という意味が込められており、「新鮮で市民に親しみやすい」(同)ことが選考の理由となった。
新たな表彰制度の名称は赤羽和親さん(51歳・自営業)の作品で「福岡市環境行動賞」に決定。「環境問題解決のための時代のキーワードである『行動』という言葉が取り入れられていることが評価され選ばれた」(同)という。同賞の表彰対象者についても6月29日まで募集している。