建物再生など「リノベーション」を提案する「ANABA PROJECT」(福岡市中央区春吉1)は10月5日、廃材を素材に使用した雑貨や家具の展示・販売を行なう、1カ月間の期間限定ショップ「再生マーケット」を同所にオープンした。
佐賀県有田町で陶磁器の再生などを行っているプロジェクト「有田エコポーセリン」、メーカー数社が家具を作る際に出る廃材を商品化している「エコデ・プロジェクト」、北海道旭川の小家具メーカー「cosine」、フィンランドでコンピューター、タイヤ、携帯電話などの身近な工業廃棄物を文具やアクセサリーに変えている「SECCO」、あたたかい作風が特徴の家具や雑貨を廃材・古材で制作する「工房ZAKKI・NOMONO」など計8店舗が参加。廃材などで制作した携帯のはしや、ストラップ、玩具などを出展する。
10月20日には「工房ZAKKI・NOMONO」の松藤洋さんを講師に迎え、廃材・古材でトレーを制作するワークショップ(参加費3,000円・材料費・ランチ代込み)、同27日には、家具作家の山本育也さんを迎え、小瓶付きのフォトフレームを親子で制作するワークショップ「親子で楽しく!廃材フォトフレーム」(参加費2,800円・材料費・おやつ代込み)などを開催する。
営業時間は、金曜・土曜・日曜の11時~18時。10月28日まで。