アビスパ福岡のサポーターで構成された「Just Do It!Association」(福岡市南区寺塚1、TEL 092-552-4135)は11月18日、福岡とアビスパを愛する人たちのフリーペーパー「Just Do It !」を創刊、23日には福岡三越前で無料配布を行う。
ドイツ人で日本サッカーの父と言われるデットマール・クラマーさんが福岡に来日した際のクラマーさんの残した言葉がタイトルとなった同誌は、アビスパ福岡のサポーターら約20人がボランティアで編集し制作したフリーペーパー。
創刊号は3万部を作成し、福岡市役所情報プラザ(中央区天神1)をはじめとする市内9区役所や公民館、福岡市を含む周辺都市、北九州市などにある飲食店、スポーツショップなど約250カ所に設置。23日には福岡三越前で14時から1時間、サポーターの有志によるボランティアが配布を行う。
同誌発行にあたって、企画からイラスト、ライティング、編集などすべての作業をサポーター有志が手がけ、創刊号には広告枠がわずかしかないという。第2号は来年3月のシーズン開幕に合わせて発行、2号以降からは毎月の発行を予定している。
同団体の事務局長を務める塩屋一角さんは「アビスパ福岡の本拠地である博多の森で、サポーターの間での共通の活字媒体がなかった。活字を通して草の根でサポーターを増やし、アビスパの応援の楽しさを伝えていきたい。今は広告がほとんど入ってなくサポーターが出資しているが、今後は広告を入れながら運営体制を強化し、継続して発行できるようにしていきたい」と話す。