岩田屋本店(福岡市中央区天神2)本館7階大催事場で12月26日より、「『試写・吉永小百合』石川三明写真展」が開催されている。
同展は、福岡県出身の写真家・石川三明さんが1988年から10年間にわたり、広告写真として吉永小百合さんを撮影してきた作品を集めたもので、「映画や広告とは違った彼女の魅力を残したい」(石川さん)との思いから2002年の横浜赤レンガ倉庫をはじめ、全国で開催されてきた。福岡での開催は初で、同展は今回が最後の開催となる。
石川さんは「自然な小百合さんを撮りたかった。(目線を外した写真が多い点について)目線が合うと演技をした表情になる。力が抜けた小百合さんが一番きれい」と話している。
作品はスコットランド、シカゴ、北海道など世界中で撮影した、未公開作品を含む33点を展示しており、展示作品は73,500円~157,500円で希望者を対象に抽選販売を行う。初日を終えた段階で5件の申し込みがあり、好評だという。
また、同展はチャリティー企画で、入場料と会場で販売している吉永小百合さんのDVD、写真集などの売上金の一部をドイツ市にある「ドイツ国際平和村」、朝倉郡夜須町の「やすらぎ荘」に寄付する。
開催初日の26日は50代~60代の男性を中心に800人を動員。開催全12日間で6,000人の入場者を見込む。
入場料は、一般・大学生=300円、高校生以下無料。1月7日まで(12月31日は18時まで、1月1日は休館、最終日は17時まで)。