障害者5人のアート作品を展示-斬新な視点で「こだわり」描く

コーヒーが大好きという田中茜さんが描いた作品

コーヒーが大好きという田中茜さんが描いた作品

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 博多リバレイン(博多区下川端町)地下2階のギャラリーアートリエで2月16日より、「こだわり」をテーマにした展示会「Life map ~コダワリノトキ コダワリノバショ~」が開催されている。

 同展は、知的障害者更生施設「板屋学園」(福岡市早良区)などに通う、福岡市在住の障害を持つ5人の作家が「各個人の興味の趣くままに」(アートリエの宮崎由子さん)制作した作品約500点を展示している。

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 止めなければ何杯でもコーヒーを飲み続けるほど、コーヒーが好きという田中茜さんはひたすらコーヒーカップを描いた作品を展示し、目を引いている。「あまりにもコーヒーを飲み続けるので、『絵を2枚描けば、コーヒー1杯を飲んでよい』とルールを決めて描いていた」(同)という制作中のエピソードも。

 目の前に画用紙がなくても、好きな電車を描き続けてしまうというという梅木譲司さんは、ビニールやスーパーのポリ袋に描いた作品を展示。しっかりとした線でさまざまな角度から捉えた電車が並んでいる。そのほか、セロハンテープをぐるぐるに巻いて作った立体作品や、ハート型の色紙などにカラフルなペンで「しま」という文字をひたすら書き続け、一種の模様を描いたような作品など、個性豊かな「こだわり」が来場客の関心を集めている。

 宮崎さんは「『何を表現しているのか』など会話を通したコミュニケーションが上手くいかない場合もあるが、言葉はなくても作品から『気持ち』が伝わってくるよう。斬新な視点からのこだわりを感じてほしい」と話している。

 営業時間は10時~20時。3月30日まで。

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