よしもとクリエイティブ・エージェンシー福岡事務所(福岡市博多区中洲5)に所属のお笑いコンビ「どんぴしゃ」が4月より東京事務所へ移籍することが決まり、3月30日に上京前の最後のライブを行う。
森本のりひささん、赤峯康一さんから成る「どんぴしゃ」は2003年に結成、今年4月で6年目を迎える。コンビ結成前、森本さんはピン芸人として、赤峯さんは別のコンビ「モンスターズ」を経て、ピン芸人として司会を中心に活動し、同コンビの結成に至る。現在は、FBS福岡放送「ナイトシャッフル」などに出演するなど、福岡を中心に活動しており、2人とも福岡での活動は11年にも上るという。
「一度、勝負したい」と赤峯さん。昨年、夏ごろから考え始めたという今回の移籍について「福岡での経験は人間として勉強になった。(福岡で今まで)やってきたことをするだけ」(赤峯さん)、「東京といっても別に変わらない。今まで通り」(森本さん)と冷静ながらも意気込んでいる様子。
東京での目標について「(場所の違いなどが影響して)良い具合に個人でも、コンビでも進化していけたら」(赤峯さん)と新天地での期待を込める。森本さんは「マイホーム」と具体的な目標を掲げる。
同じく、福岡を中心に活動していたお笑いコンビ「博多華丸・大吉」も2005年、福岡事務所から東京事務所へ移籍。その後「アタック25」の児玉清さんのモノマネでブレークし、「博多弁漫才」で全国区に上りつめている。
ラスト公演は3月30日、14時30分よりビブレホール(中央区天神1)で3年半ぶりの開催となるソロライブ「どんぴしゃのふざけ愛」を、同日19時よりBUZZ(天神3)でトークライブ「どんぴしゃの立ち話」を、それぞれ行う。
「感謝の気持ちと東京への弾みになるようなイベントにしたい」(森本さん)、「泣かない様に頑張る」(赤峯さん)と地元でラストとなる2公演に向け、気を引き締めた。
料金は、昼公演=前売り1,500円、当日1,800円。夜公演=前売り1,000円、当日1,200円。チケットぴあほかで販売中。
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