商業施設「VIORO」(福岡市中央区天神2)地下2階入口前の「VIOROストリートミュージアム」で5月31日より、絵本作家の谷口智則さんの作品展が開催されている。
大阪出身の谷口さんは、20歳の時に見た「ボローニャ国際絵本原画展」に影響を受け、独学で絵本作りを始める。その後、数々の絵本コンテストで入賞。現在は大阪を拠点に作品づくりを行うほか、カフェとのコラボ企画など多岐にわたる活動を展開している。福岡での作品展は初。
著書は、初出版作品の「サルくんとお月さま」「CACHE CACHE」「Tiens Tiens」「せかいいちながいゾウさんのおはな」の4冊で、福岡では同施設地下1階の「カフェ&ブックス ビブリオテーク」のみで販売している。柔らかいタッチで描いた動物たちが「癒される」と、子どもから大人まで幅広い年齢層に支持されている。
同展では、谷口さんの絵本「CACHE CACHE」「Tiens Tiens」の原画など42点のほか、同展開催初日に行ったライブペインティングで、約2メートル×約4メートルのキャンバスに絵本「CACHE CACHE」の表紙にもなっている白クマを描いた作品も展示。同日に来場した子どもたちと対話しながら、子どもたちの好きな動物を谷口さんが壁にマジックで描いたスペースも設けている。
6月21日・22日は谷口さんが来場。ライブペインティング、サイン会のほか、谷口さんと一緒に絵本「せかいいちながいゾウさんのおはな」をつくるワークショップ(参加費=1,500円、1ドリンク付き)も行う。
入場無料。6月29日まで。
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