九州共立大学などを運営する福原学園(北九州市)は8月3日、イムズ(福岡市中央区天神1)5階にサテライトキャンパスを開設した。
同キャンパスは、「紙やホームページでしか入手できない情報を立体的にPRしたい」(九州共立大学経済学部スポーツビジネスコース特任講師の森部昌広さん)と開設。学生自らが企画運営を手がけるなど、学生主体で展開し、実践型の社会勉強ができる場を目指す。面積は約45坪。中高生や保護者をコアターゲットに据え、店内には大学の資料などを設けるほか、教員や一般向けセミナーなどの実施も予定している。
8月は「スポーツ」、9月は「起業・後継者」など毎月、テーマに沿った情報発信を行う予定で、オープン初日には、福岡ソフトバンクホークス、アビスパ福岡、ライジング福岡、福岡サニックスブルースなどの関係者を招いてシンポジウムも行った。
キャンパスの内装も学生が手がけた。九州女子大学家政学部人間生活学科4年の三原さんは「元気なイメージで色使いはポップに仕上げた。定期的に来ていただける場所になれば」と期待を寄せる。
森部さんは「地域社会により良い教育サービスのメリットが反映されていけば」と話す。
営業時間は10時~20時。
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