KDDIはイムズ(福岡市中央区天神1)地下2階で9月9日より、「au design project(auデザインプロジェクト)」の新コンセプトモデルを展示する「au design project CONCEPT DESIGN 2008」を開催している。福岡での開催は初。
同プロジェクトは、携帯電話の優れたデザインを求める声に応えようと2001年より始動。プロダクトデザイナー深澤直人さんが手がけた「INFOBAR」やデザイナー・マーク・ニューソンさんデザインの「talby」など実際に商品化されたものもある。
会場では、「オンガク スル ケータイ/ケータイ スル ガッキ」をコンセプトにヤマハデザイン研究所とのコラボレーションによって生まれた「ガッキ ト ケータイ」展、「積み重なりから新しいものが生まれる」という考えのもと、デザイナー・神原秀夫さんがカラフルな層から成る携帯をデザインしたコンセプトモデル「PLY -ケータイの層-」展の2つのコンセプトモデルを展示している。
「ガッキ ト ケータイ」展では、ピアノをモチーフとし、電話の表面に鍵盤を施した「Key to touch」、ドラムスティックのように、振ると音が鳴る「Stick in the air」など6点を、「PLY -ケータイの層-」展では、約10色の層で作られた携帯16点を展示している。そのほか、商品化に至った歴代の同プロジェクトモデルも併せて展示。
最終日には13時・15時・17時から、ヤマハデザイン研究所のメンバーから成る「ヤマハモバイルオーケストラ」が展示コンセプトモデルを使用して演奏を披露する。
営業時間は10時~20時。9月15日まで。