「We Love 天神協議会」は10月22日、福岡市役所ふれあい広場(福岡市中央区天神1)で天神・大名地区の事業者、住民ら合同の防災訓練を行なった。街の利便性向上などを目的とした社会実験「天神ピクニック」の一環。
天神地区にある各商業施設などは今まで、単独で防災訓練を行ってきたが、合同での実施は初。この日朝9時より、福岡地方で震度7クラスの地震が発生したと仮定し行われた避難訓練と防災講習には、天神・大名地区事業者、住民ら約150人が参加した。
防災講習では、福岡市中央消防署が災害時の基礎知識などを説明。同署の森田さんは「大切なのはコミュニケーションをとること。日ごろからの整理整頓や避難時のルールを決めること」と呼びかけた。
同協議会事務局の木本さんは「参加者も多く、防災意識の高さが認識できた。内容を変えながら、今後も定期的に継続していきたい」と話している。