ジャスマックプロパティマネジメント(本社=東京都)は11月21日、春吉3に同社が企画・開発などを手掛ける「ジャスマック酒肴小路(しゅこうこうじ)博多」をオープンする。同ビルの開発テーマは「界隈性・回遊性のある路地空間の創出」で、単なる一棟の大型ビルにはせず、複数の低層建物を複合させ、その内部にさまざまな店舗を「抱え込む」コンセプトで作られている。ビルの構造は地下1階から地上2階までの三階層露天吹き抜けで、各階に路面店の雰囲気を演出しているのが特徴。同施設の主なターゲットは30歳代から60歳代のビジネスマンや20歳代から30歳代のOLで、同社事業開発部の鈴木さんは「若者が集まる大名とは違った大人の雰囲気を出したい」と話している。出店テナントは、すべてアルコール類を提供する18の飲食店で、大型チェーン店ではない九州・福岡初出店の店舗なども予定している。主な出店テナントは、創作ちゃんこ料理の「ChankoDining若」やジンギスカン料理の「くろひつじ」など。同社は、同様のコンセプトの飲食ビルは福岡が初めてで、今後は全国展開も視野に入れていくという。ジャスマックプロパティマネジメント