中華料理店「福新楼」、映画「梅蘭芳」とコラボ-店内に直筆サインも

1956年の来日の際の直筆サイン。「大変貴重なもの」と福新楼の張光陽社長

1956年の来日の際の直筆サイン。「大変貴重なもの」と福新楼の張光陽社長

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 映画「花の生涯~梅蘭芳(メンランファン)~」の公開を記念して、中華料理店「福新楼」(福岡市中央区天神2、TEL 092-771-3141)は現在、期間限定メニューを提供している。

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 同作は、京劇を世界に広めた女形俳優・梅蘭芳の波乱万丈な人生を描く。チェン・カイコーさんが監督を務め、レオン・ライさんが梅蘭芳を演じる。

 同店には、梅蘭芳が3度目の来日を果たした1956(昭和31)年に来店していることから、同作のタイアップが実現。期間中、「劇中のスープを飲む場面をヒントにした」(福新楼の張光陽社長)という百合根と白キクラゲの薬膳スープ「銀耳百合湯(インアルバイフータン)」を限定で提供する。

 のどに良いという百合根と美肌効果があるという白キクラゲを使用した甘いデザートスープで、「のどに良いことから、京劇役者らが飲んでいただろうと再現した」(同)という。料金は450円。

 また、1956年の来店の際に梅蘭芳が書いた直筆サインを1階フロアで初公開しているほか、2階フロアでは同作の劇中場面を集めたパネル約20点を展示している。

 営業時間は11時30分~22時。5月11日まで。

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