ギャラリーウォール(本社=東京都)は12月6日まで、青山ブックセンター福岡店の4階ギャラリーで「Frederic Lebain(フレデリック ルバン)写真展 Cactus」を開催している。同展のテーマは、「Cactu(サボテン)」で、サボテンの幾何学性をテーマにした写真20点を展示している。
フレデリックさんによると「生えて間もない2年ほどのサボテンの数々は大変魅力的。そうしたサボテンの造りだす曲線は、住宅のように感じる」と話している。作品では、建築的で機械的なサボテンを真上から撮影することにより、外見にない現実感を描写し、表現することがコンセプトになっているという。フレデリックさんは、パリのトップレストランでシェフを勤めていた時、フードフォトに接したのをきっかけに写真の世界に入り込んでいった。青山ブックセンター