福岡銀行(天神2)は11月29日、ICキャッシュカードを平成18年1月23日から発行し、同行ATM全台をICキャッシュカード対応にすると発表した。ICキャッシュカード導入は、偽造、不正読み取りを困難にするという利点があり、キャッシュカードのセキュリティ強化を狙うもの。他行やコンビニATMでも引き続き利用できるように、従来の磁気データ(磁気ストライプ部分)は残す。同行によると、全ATMを一斉にICカード対応に切り替えるのは全国初の試みだという。このほか2006年3月には、指静脈認証を活用した本人確認を開始するほか、ATMでの引き出しを利用停止状態にし携帯電話の簡単な操作で引き出しを可能にする機能も導入を予定している。福岡銀行