三井物産(本社=東京都)は12月2日から4日まで、ボルドー市よりワインベンチャーオーナー2名を招き、岩田屋本店地下2階(天神2)でワインの試飲販売を行った。同イベントは、福岡市とボルドー市の姉妹都市交流の一環。同社は、地場に埋もれた名品を発掘し、磨き上げる「焼酎ルネッサンス」事業のビジネスモデルをベースに、福岡市の要請を受けてボルドー市のマイクロシャトーを支援した。来福したワインベンチャーのオーナーは、シャトーリュソーのベバンジュール・グランヴィリエさん(34歳)とシャトーカーのカタリーナ・モヴィンケルさん(33歳)。畑で葡萄を育てワインを製造する過程を全て各人1人で経営しているという。ワインベンチャーのオーナーが紹介するビオワインは、農薬を使用せず酸化防止剤の使用を控えたもので、作り手によって味が全く違い、個性が出るのが特徴。両オーナーのワインは、国内初入荷で岩田屋のみで販売される。来福中の二人は「国際交流の一環で、ボルドー周辺しか売れなかったワインを日本で売ることことが出来て嬉しい」と話している。なお、両オーナーは、14時から17時まで試飲販売を行っている。