子ども手当の支給開始に合わせ、大丸・福岡天神店(福岡市中央区天神1)は6月2日より、本館7階の子ども服売り場を中心に「子どもフェスティバル」を開催している。
「貯蓄するという声も多いが、子どものために使ってほしい」(ベビー・子ども用品担当の更級卓さん)と同店では、子ども服ブランドのセールを実施。10以上のブランドを集め、3~5割引で販売している。また、通常は3月で商戦を終えるランドセルを再入荷。人気ラインのランドセルをそろえ、2~3割引で提供する。6月9日~15日には、子ども服1着につき300円のクーポン券を進呈する、子ども服引き取りキャンペーンを行う。
玩具売り場では、「サッカー選手気分」「パティシエ気分」「科学者気分」など、「子どもが夢を持つきっかけに」と将来の夢をテーマに売り場を展開。また、子どものヘアカットの割引サービスや、撮影無料の赤ちゃん写真撮影会なども予定する。
「少子化もあり、厳しい傾向にある子ども商品だが、これを機に盛り返したい」(更級さん)と売り場は趣向を凝らして展開するが、売り場を訪れていた3歳と1歳の2児の母・佐藤志保さん(春日市)は、子ども手当の使い道について、「まだ考えていないが、今後の教育資金として貯蓄に回すことになりそう」と堅実な姿勢をみせる。
営業時間は10時~20時。今月15日まで。